iGEM 2021 の基本情報
iGEM 2021は、日本から出場したGifuとKyotoが、Special Awardにノミネートされるなど、チームの最高成績を更新するチームが多く、iGEM Japanとしては、とても盛り上がった大会になりました。
本記事では、iGEM 2020から、どのように変化していったのかを、まとめています。
iGEM 2020については、こちらからご参照ください。 初のオンライン開催! iGEM 2020 の基本情報
目次
iGEM とは?
iGEM (International Genetically Engineered Machine competition)とは、学生チームを中心とした合成生物学の国際大会です。
この大会では合成生物学・遺伝子工学によって、自分たちで生物学的な新しいパーツを作り、その機能、実用性、面白さなどを各チームが研究・プレゼンし競い合います。
オンライン開催 (ボストン → オンライン)
iGEM は、2004 年に米 5 大学間の大会として始まり、2019 年までは、ボストンで開催されていました。しかし、2020 年からは、COVID-19 の影響を考慮し、完全オンラインで、大会が開催されていました。
2021 年は、ついにボストンを離れ、パリでの開催を目指していました。しかし、COVID-19 の影響を考慮し、昨年に引き続き、完全オンラインで、大会が開催されました。
完全オンラインでの大会でしたが、世界各地で、中規模な現地セレモニーが行われたり、結果発表が、パリから配信されるなど、徐々に新しい大会の形が見えてきました。
参加チーム数 (256 → 352)
iGEM2021 では世界各国から約 350 チームが参加し、各チームの研究成果を全体に発表しました。 参加した全チームについてはこちらからご参照ください。
iGEM 2020 では、参加チームが、大きく減少しました。しかし、iGEM 2021 では、iGEM 2019 の 360 チームに迫るぐらいまで、回復の兆しがみえました。
COVID-19 以前の記録に迫るほどの多くのチームが、COVID-19 とうまく付き合いながら、チームを運営し、参加するまでに至ったことは、とても素晴らしいことです。
結果
iGEM2021 に関する、全チームの結果はこちらからご参照ください。
※ iGEM 2021 の結果ページは、年度の違いを全く無視した URL になっており、今後別の場所に移植される可能性があります。その際は、すべての結果が記載されいる、こちらをご参照ください。
iGEM Japan 2021
iGEM2021 日本からの出場チーム (4 → 8)
今年は昨年に引き続き、KAIT_JAPAN、Qdai の 2 チームと、Gunma、UTokyo (4 年ぶり! )、TokyoTech、ASIJ_Tokyo、Gifu、Kyoto の 6 チームが復帰し、日本からは計 8 チームが、iGEM 2021 に参加しました。
UTokyo、ASIJ_Tokyo、Gifu、Kyoto が Gold メダルを獲得し、Gunma、Qdai が Silver メダルを獲得しました。また、Gifu が Best Wiki (nomination) を、Kyoto が Best Software Tool (nomination) を獲得しました。
ASIJ_Tokyo と Gifu は、チームとして、初めての Gold メダルを獲得しました!
大学生チーム(4 → 8 チーム)
- Gunma
- UTokyo
- TokyoTech
- ASIJ Tokyo
- KAIT_JAPAN
- Gifu
- Kyoto
- Qdai
高校生チーム (0 → 1 チーム)
- ASIJ_Tokyo
各チームの詳細プロジェクトページはこちらからご参照ください。
SNS での様子はこちらからご参照ください。
まとめ
iGEM 2021 に参加され、最後までしっかりと完走された日本チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。
iGEM 2021 は、iGEM 2020 への参加を見送ったチームが、2 年計画で挑んでくるなど、とてもハイレベルな大会になりました。日本チームも、複数のチームが、最高成績を更新するなど、成長が感じられる大会でした。 来年は、高いレベルを体感した今年の経験を踏まえ、さらなる飛躍を遂げられるチームが増えることを楽しみにしています。
iGEM 2022 には、日本から初参加のチームが、次々と名乗りをあげています。徐々に盛り上がりつつある日本コミュニティのさらなる発展を期待しています。
また、新しく iGEM を始めようか迷っている個人やチームの方は、こちらの記事をお読みいただくと、何をやるのか明確になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。 来年以降も、iGEM や合成生物学に関する世界を盛り上げていきましょう!
